JAWA
イベントカレンダー
【2025年1月~】国内自動車関連イベント
カテゴリー | 会 期 | イベント名称(会場) | 出展情報 |
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E | 1月10日(金)~ 1月12日(日) |
TOKYO AUTO SALON 2025 (幕張メッセ) |
NAPAC出展 会員出展 |
E | 2月7日(金)~ 2月9日(日) |
OSAKA AUTO MESSE 2025 (インテックス大阪) |
NAPAC出展 会員出展 |
O | 2月22日(土)~ 2月23日(日) |
Nostalgic 2days 2025 (パシフィコ横浜) |
NAPAC出展 会員出展 |
E | 2月26日(水)~ 2月28日(金) |
国際オートアフターマーケットEXPO 2025 (東京ビッグサイト) |
会員出展 |
E | 3月22日(土)~ 3月23日(日) |
JAFモータースポーツジャパン2025 in 横浜 (山下ふ頭) |
会員出展 |
C | 4月6日(日) | AUTOPOLIS 86/BRZ STYLE 2025 (オートポリス) |
会員出展 |
O | 4月11日(金)~ 4月13日(日) |
オートモビル カウンシル2025 (幕張メッセ) |
会員出展 |
C | 4月20日(日) | モーターファンフェスタ2025 in 富士 (富士スピードウェイ) |
会員出展 |
E | 4月26日(土)~ 4月27日(日) |
東北カスタムカーショー2025 in 仙台 (夢メッセみやぎ) |
NAPAC出展 会員出展 |
E | 5月24日(土) | 湾岸BASE YOKOHAMA (山下ふ頭) |
会員出展 |
R | 5月30日(金)~ 6月1日(日) |
S耐2025 第3戦 NAPAC富士24時間レース (富士スピードウェイ) |
NAPAC出展 会員出展 |
※区分の「R」はレースイベント、「C」はサーキット場イベント、「O」は旧車イベント、
「E」はカスタム・チューニング・ドレスアップ等の展示会を表します。
※各イベントの詳細につきましては、イベント公式HPまたは主催者までお問い合わせください。
よくある質問
- QJASMA認定と保安基準適合(車検対応品)とあるんですがどちらも車検対応なのでしょうか?
- Aマフラーの種類は大別すると車の所有者が一番身近に感じる車検ということに注目すると、車検対応か車検非対応に分かれます。そして車検対応品というものは、時代の流れから大きなくくりの中でさらに細分化され、その細分化された名称がJASMA認定品・保安基準適合品・車検対応品などのような類別の呼称になってきています。
- Q車検対応部品のマフラーとJASMA認定マフラーって何が違うの?
- AJASMA認定マフラーは、ユーザーの皆様に安心してご使用いただける高性能な自動車用マフラーを市場に提供することが できるよう、自動車メーカーのマフラーの製作基準に負けることなく、社会性・環境騒音問題・大気汚染の防止や使用上 の安全面等、日本自動車スポーツマフラー協会が定める様々な基準をクリアして製造出荷されるものです。確かに車検に 通らなければ公道を走行することができません。しかし、車検に通りさえすれば良いのでしょうか、車検というのは、一 定期間(多くの場合2年間)使用し経過した自動車が、その時点で法律に定められた道路運送車両の保安基準を満たすかど うかということで、その後2年間の保証をするものではありません。使用者の自己管理責任のもとに正しく維持管理し走 行してもいいですよということです。ですから車検を通すためという一面から考えれば、たとえ2、3日しか消音効果が 無いようなマフラーでも、装着してすぐであれば通ってしまうこともあるのです。果たしてそれでいいのでしょうか。ま た、そのようなとき、ユーザーはどのように対処すればよいのでしょうか。JASMA事業部では、アフターマーケットが欧 米のように発展することをいつも考えています。ですから製造者・販売者・使用するユーザー・自動車を整備する人や検 査する人の誰もが「安心して使用できる」「安心して販売できる」「安心して製造できる」アフターマーケット用排気シス テムを提供できることを常に考え努力しています。そして、その加盟企業は皆、高性能・高品質なマフラーの製造・販売 を目指す前向きな企業ばかりです。そして、同時に当事業部から常に監査されているというリスクもあるのです。
従って、当事業部所属企業は、ユーザーが間違った使い方をしないように、サーキットやクローズドコースでの使用を目 的としたスポーツユースのマフラー【RO】、一般道で使用する保安基準への適合性をメーカー責任にて確認したマフラー 【SR】と言う具合に、プレートによる識別を自主的に行っています。また、一般公道で使用されるマフラーでも環境騒音 問題を意識して、限られた排気音量の中で、車のポテンシャルが引き出せるように開発・設計され、当事業部の認定を受 け、全国の陸運支局に届けられたものがJASMA認定マフラーです。どのようなマフラーを使用することがよいかは賢明な ユーザー諸氏であれば、すぐ理解できると思います。
- Q車両法の改正で、ユーザーの「自己管理責任」が重くなったと聞きました。具体的にはどういうこと?
- Aクルマの保守管理は、使用者の責任において実施されるべきものです。それは、クルマの使用状況によって傷み具合や劣 化の状況に違いがあるからです。
■使用者の責任
そのクルマの傷み具合や走行距離について一番詳しいのはドライバーです。理想をいえば、自分自身が工具を手にして 整備をすることですが、なかなかそうもいきません。通常は整備工場に出すことになります。ところで平成7年の法改 正では、点検整備の項目が少なくなりました。今までよりも点検項目が減って費用が安くなると喜んでいる方もいるか もしれませんが、喜んでばかりもいられません。というのもそれらの項目は、これからは自分で管理してくださいとい うことでもあるのです。自分で点検項目が少なくなったからと言って何もしないと車の調子が悪くなることもあります。 それは自分の責任まのです。これが「自己管理責任」です。従来のように整備工場任せで、万が一なにかあったら「自 分は知らない。整備工場で調整してもらったのだから、責任は整備工場にある」という話はもう通用しませんよという ことです。今回の法改正では、クルマを保安基準に適合するように維持管理する義務は、クルマの使用者にあるとする 規定が明文化されました。つまり決められた点検整備項目以外であっても、そのクルマの使用状況に応じた点検整備を 適宜、自主的に行う(整備工場に発注する)義務があるということです。
■新しい車検制度
新しい制度では、一面においてはユーザーがやさしく点検ができるように内容を簡素化したということがあります。す なわち24ヶ月点検整備(車検)が大変にやりやすくなったのです。たとえば、まず車検を受けて具合の悪いところがあれ ば、後から整備することもできるようになりました。といっても、車検を通れば点検整備をやらないですむということ ではありません。車検が通った後でも、必ず24ヶ月点検整備を行わなければなりません。そして、この点検整備を実 施した記録簿は2年間保存し、次回の車検で提示することが求められています。
■ユーザー車検
使用者自らがクルマの管理を行い、整備不良などで事故のないように維持しておく。これはユーザーとしての当然の義 務です。今回の改正にあたって、一部ユーザーから「ユーザー車検」が格安にできるようになったと喜ぶ声も聞きます が、経費の安さを求めてユーザー車検を行うことは本末転倒です。ユーザー車検は車検費用を安く上げることが目的で はありません。ユーザー車検本来の目的は、自分で自分のクルマの状況を把握し、必要な整備を適宜実施することにあ るのです。つまりユーザー自身がクルマの健康状態をしっかりと管理するということなのです。
■点検の意義
24ヶ月点検整備は、点検整備の項目(60項目)に従って、向こう2年間、安心して乗れるための各部の整備を行うことで す。安全にかかわる部分などを分解し、内部の使用部品の具合などについてもきちんと点検します。そうして初めて、 たとえばブレーキライニングが2年でこの位の減り方ならばあと6ヶ月は大丈夫だなどと判断することができ、と同時 にクルマの状況をよく把握することができるのです。さらにいえば、ブレーキパッドの残りはあと何mmだから次は6 ヶ月後といった整備計画も、自然に立てられるようになるわけです。
■ユーザー車検の問題点
しかし、まったく問題がない訳ではありません。ユーザー自身で点検する場合は、各部品の使用状況、すなわちどこま ですり減ったら使用できなくなるのかについての判断が、正確に行えるかという問題があります。その判断には、これ までより、かなり多くのクルマについての知識が必要になることはいうまでもありません。ユーザー車検では、検査の ときに保安基準に合格すれば車検は通ります。しかしこの合格ですべてOKというものではなく、今後2年間家族や友人 を、または歩行者や他のクルマを巻き添えにするようなトラブルが起きないような整備が必要なのです。自分でできな いと判断したら、ためらわずに整備工場と相談してください。
- QJASMA認定品のマフラーやエキゾーストマニホールドを買いたいけど、どこから出てるか教えてくれますか?
- A事業部所属企業の製造するJASMA認定品については、事業部で管理番号を付けてデーターベース化しています。現在ユー ザー様向けのサービスを実施しております。愛車の車両型式とエンジン形式を事前に調べお電話を下されば、情報を提供 いたします。電話番号は03-5437-6881です。またインターネットメールにてのお問い合わせもお受けいたします。ただ し、SR・RO製品については、各製造メーカーにお問い合わせください。なお、JASMA登録番号からの検索はただいま実施 しておりません。
- Q証明書を無くしたけど再発行とかできます?
- A平成14年12月末日をもって、JASMAによる再発行業務は終了いたしました。JASMAによる再発行はいかなる理由にせよ 行なっておりません。再発行に関しては、各メーカーに一任しておりますので、お手持ちの製品のメーカーにお問合せ下 さい。但し再発行可能な場合でも再発行に関する提出資料と再発行手数料と多少のお時間をいただくこととなります。
- Q認定プレートがマフラーからはがれて紛失してしまったがどうしたらよいですか?
- A通常の走行状態では考えられないことです。また当事業部からプレート単体での再発行は行っておりません。お持ちのマ フラーのメーカーに個々に問い合わせて対応を行っていただきたいと思います。尚認定プレートは簡単にとれないように 溶接などで固定するよう指導していますので、滅多なことではとれないと考えております。とれた原因として極端な車高 の変化により、道路上の障害物や突起物にぶつかって剥がれ落ちることが考えられますので、緩衝装置等の交換の際は走 行上問題ないように路面との間隙を十分とるよう気をつけて下さい。また運転を行う自分自身はもちろん、周りの状況も 十分考えて安全に運転してください。
- Qマフラーを購入したが必要パーツが入っていなかったんだけどどうしたらよいでしょうか?
- Aまず購入時には、必ず使用前に箱を開けたとき、まず取扱説明書等をよく読み付属品がそろっているか、認定書が入って いるか、内容に間違いがないかを確かめて下さい。取り付けを販売店やディーラーに依頼したときには、取扱説明書や認 定証・保証書等必ず受け取ってください。また質問にある様な付属品の不足があったら、使用する前にマフラーメーカー かお求めになった販売店に問い合わせをし、対応してもらいましょう。
- Qエンジンを破損した原因がマフラーだといわれたがどうしよう?
- Aこのような場合には、ユーザーの方にも協力をいただくこととなります。まず当事業部としてもメーカーとしても破損結 果の報告内容をいただかないと、どこから調査を行わなければならないかということの判断が付きません。報告書を頂い た上でマフラーメーカーと共同で対応いたしますので、もしこのような事故が起きましたら速やかに当事務局もしくはマ フラー・エキマニ製造メーカーにご連絡下さい。
- Q例えばOEM生産供給により外観上ほぼ同じ車両が販売されているがその場合にはマフラーなど共通に使えるのですか?
- Aこの問題については当事業部としても以前より検討させていただいておりますが現状は車両の型式別に認定の判断を行 っているため型式が異なる場合には取り付けに問題がなくても認定対象外となってしまします。また仮に型式が同じでも 各メーカーの製造責任の元、装着可能対象となっていなければなりませんので、購入の際には愛車との適合性を十分調べ た上でお求めになることをお勧めします。不明な場合は、JASMA事業部03-5437-6881までお電話下さい。
- Q規制緩和の後、認定書,証明書なしでも車検に合格しますか?
- A認定書及び証明書はあくまでも検査の際の補助的な資料ですので検査官が必要とするかどうかと言うことが重要になり ます。提示を求められた際には速やかに提示できるよう準備をして下さい。本来JASMA認定品に装着されているプレート と一対のもです。JASMA認定部品だということを証明するものですので紛失しないよう、車検証などと共に車内に保管所 持して頂くようお願いします。
- Q表示番号と登録番号ってなに?
- A表示番号とはJASMA認定部品の部品番号で、登録番号とはJASMAに対し各メーカーが車の型式別に登録を行った際に発行 される認定番号を示します。購入時にご自分の車の車両型式が登録されているか、認定書でお確かめ下さい。
- Q2分割以上の製品の部品の「バラ売り」をしてもらえますか?
- Aこれは各々のメーカーにより取り扱いが異なりますので各メーカーに直接お問い合わせ下さい。
- Qマフラーの価格は教えてくれないの?
- A当事業部としても将来的にはマフラー・エキゾーストマニホールドの適応車種検索と同様に提供できるよう検討・準備さ せていただいておりますが、現時点では各メーカーにユーザーの方から問い合わせを行っていただくようお願いしており ます。
- Qマフラーの取付のやり方はどうやったらいいの?
- A取り付けに関しては取扱説明書をよくお読みになり必要な工具をそろえた上で行うのが原則ですが、車両によっては、特 殊工具を必要とする場合もあるため、取扱説明書等に従い、十分に注意して行って下さい。ご自分での作業に自信がない 場合は、カー用品専門店や整備工場に依頼することをお勧めします。また、マフラー・エキゾーストマニホールドは熱が 非常に高温となり火傷を負うことも十分に考えられ危険ですので、プロにお任せするのが安全で確実だと思います。
- Qマフラーの音量及び音質はどんな感じ?
- Aこちらに関しては各メーカーに問い合わせをお願いしております。というのも各メーカーそれぞれ内部構造やその形状パ イプ系がまちまちであり、開発コンセプトによっても、求める志向が異なり、それが音質等につながってくるため細かく はお答えできません。各メーカーの商品企画部等へのお問い合わせをお勧めします。
- Q事業部会員メーカー以外のメーカー製品について教えてほしい
- A誠に申し訳ございませんが事業部所属企業以外のメーカーに関しての資料がないためお答えできません。できる限り、各 メーカーの問い合わせ先をお教えできるよう対応させていただいております。
- Qマフラーを交換したら、思ったより音が大きい(小さい)ので少し音量を下げて(上げて)ほしいけど?
- Aちょっと難しいと思いますが、構造上及び製品自体の問題ですので各メーカーにお問い合わせ下さい。
- Q工場の中で近接排気騒音を測定して、「規制レベル以上あるからダメ」といわれたが?
- Aまず整備点検や車検等でも問題となる近接排気騒音ですが、これには幾つか計測を行う上で条件があります。まず最も重 要な音量ですが、乗用車の場合保安基準では上限が103dBであり規制年度や種別によって数値が変化します。よって上記 の質問ではまずこの点が問題で、平成10年以前に製造された乗用車であれば、音量的には問題はありません。しかしこ のケースのように計測の場所として工場内や壁の付近など周りに音が反射する物がある場合には、計測上適しません。こ の点で、上記の工場内というのは間違った測り方で問題となり、正確な値を求める場合、正しい計測方法に準じて計測し 直す必要があります。また、平成10年以降に製造されたほとんどの乗用車は、規制が強化され96dB以下でなければなり ません。(軽自動車は97dB)この規制値に対応するJASMA認定マフラーには【R98JASMA】というプレート表示がされてい ます。詳しくはJASMA事業部にお問い合わせください。またその他、計測時の原動機の回転数・騒音計の状態等が条件と してあります。
もし上記の質問のようなケースでは、整備事業者の方には、単に「規制値以上あるからダメ」といった表現ではなく正確 な音量を提示していただくことが好ましく、逆にユーザーにとっては知る権利がありますので「どの様な状態で」「どの 様な条件の下」「音量が○○dB」ということをお聞きになることが先決です。但し、マフラーという物は金属で出来てお り、消音器は複雑な構造を持っていますので純正品を含め消耗することを考えて早めの交換をしていただきたいものです。 腐食等を起こしマフラー本来の働きが出来なくなると大気汚染や騒音公害といった問題や愛車の性能を100%発揮するこ とができなくなります。事前の事故を防ぐ意味でも日頃のマイカーの点検を怠らず、不具合が見つかったときは速やかに 交換することをおすすめいたします。
車検対応保安基準適合
平成25年4月1日より、平成22年4月1日以降に生産された車両が、初めて車検を迎えることになります。これらの車両に装着されているスポーツマフラーは「事前認証」を取得したマフラーでないと、車検を受けることができません。
車検を受ける前に、後付消音器の性能等確認機関が発行する表示/プレートをご確認の上、車検をお受けください。
また、平成22年3月31日以前に生産された車両で、JASMA認定品をご使用の方は、引き続き車検を受けることができます。 性能等確認済マフラーについての詳細は下記PDFをご覧ください。
消音器の音量等に関する規制
- 騒音低減機構を容易に除去することができる構造の禁止
- 加速走行騒音防止性能の義務付け
使用過程車(平成22年度4月1日以降の生産車に限る)について、いままでの近接排気音に付け加え、そのマフラーに対し、「加速走行騒音を有効に防止するものであること」が新たに追加されます。具体的には下記のA又はBの基準に適合するものとします。 (乗車定員11人以上の自動車、車輌総重量3.5トンを超える自動車、大型特殊自動車及び小型特殊自動車は除く。)
A.次のいづれかの表示のあるマフラー
- 純正品表示(車両形式認証を受け亜自動車が備える純正マフラーに行う表示
- 装置型式指定品表示(自マーク)
- 性能等確認済表示(登録性能等確認機関が確認した後付マフラーに行う表示)
- 国連欧州経済委員会規制(ECE規制)適合品表示(Eマーク)
- 欧州連合司令(EU司令)適合品表示(eマーク)
B.次のいづれかの自動車等が現に備えているマフラー
- 加速走行騒音レベルが82dB(原動機付自転車は79dB)以下である自動車など
- 加速走行騒音レベルがECE規則またはEU指令に適合する自動車
騒音値規制
近接排気騒音(継続検査規制)
継続検査(車検)時に以下の規定値を越えると基準適合外となり、公道を走る事は出来ません。 規定値以上で走行した場合、平成15年4月以降は、罰金刑・懲役刑が適用されます。
自動車排気騒音(新車登録規制)
新規検査(車検)時に以下の規定値を越えると基準適合外となり、公道を走る事は出来ません。 規定値以上で走行した場合、平成15年4月以降は、、罰金刑・懲役刑が適用されます。
測定方法
近接排気騒音値の測定方法知ってますか?
騒音に関しては、本来、排気騒音は、「近接排気騒音」「加速走行騒音」「定常走行騒音」の3種類が定められていますが、通常、継続検査時は「近接排気騒音」しか計りません。
以下に近接排気騒音の測定方法の概略を紹介します。
車両・測定マフラーとも十分に暖気した後、停車状態で、ニュートラルギア位置にて 最高出力回転数の75%の回転数までエンジンを回した状態を一定時間(一般的に5秒以上)保持し、急激にアクセルを離したときの最大音量値を測定します。 マイクロフォンは下記のように、マフラー端から45度後方の同じ高さで距離0.5mに設置します。
試験場所は、屋外の出来るだけ周囲からの反射音の影響を受けない平坦舗装路とし、天候は路面が乾燥している状態をたもてる、風速5メーター以下の条件で行います。規制値は最近の乗用車(平成10年規制車)では96デシベル以下(後部エンジン車は100デシベル以下)になるよう規制されています。(騒音計の設定は周波数補正がA特性、動特性をFASTとして測定します。)
スポーツマフラーとは
マフラーに求められている役割は、燃焼室から発せられる爆発音を抑えること、パイプの取り回しによって、ドライバーがコントロールしやすい出力やトルクの特性を作り出すことです。
各部品名称
エキゾーストパイプ
エンジンの燃焼室から吐き出された高温の排気ガスを、周りの機器に加熱による害を与えないように、スムーズに大気中に導く役割を担っています。
O2センサー
触媒を効果的に働かせるために、排気ガス中の酸素濃度を検知して、空燃比をフィードバック制御するための部品です。
高温センサー
プラグの失火等で触媒の温度が上がりすぎるとインパネの排気温度警告灯を点滅させるための温度センサーです。
サブマフラー
レイアウトの都合上、メインマフラーだけでは十分な消音効果のための容量が足りないことが多く、それを補う役割を担っています。
触媒(キャタライザー)
排気ガス中の有害成分を無害な成分に変換するための装置で、現在はCO、HC、NOxを浄化する三元触媒が主流となっています。
プリマフラー
サブマフラーを付けても容量が不足する場合、排気管の途中をバジル(膨らませる)加工して対応させます。
メインマフラー
主だった消音効果を有する部品で、大排気量エンジンになればなる程、大きな容量が必要となります。内部構造はかなり複雑になっており、マフラーメーカーの技術力の見せどころと言えます。
排気系の役割
エキゾーストシステムとは、排気ガスがエンジンを出てからの全ての通り道を指します。排気ガスを集めスムーズに流出させるエキゾーストマニホールドからははじまり、排気ガスを浄化する触媒、排気音を小さくするマフラー、それらを繋ぐエキゾーストパイプ、排気の出口となるテールパイプから成っています。
マフラーの主な働きは排気音を下げることにありますが、それには排気ガスの圧力と温度を下げる必要があります。
エンジンシリンダーの排気バルブが開くと、大きな圧力を持った排気ガスは急激に膨張し、空気を振るわせることにより大きな音が出ます。「音」とは空気の振動ですから圧力の変動を小さくすれば音も小さくなります。
そこでマフラーという金属の部屋の中で段階的に膨張させ、段々と圧力を下げたり、圧力の波同士をぶつけあったりすることで音を小さくしています。また、排気ガスは最高900℃以上にもなるので、そのまま20℃前後の大気中に放出すると急激に膨張して大きな音を出してしまいます。そこで、マフラーで膨張させたり、長いエキゾーストシステムを通すことによって段々と温度を下げ、大気との温度差を小さくしています。システム全体としては歩行者に害を与えず、走行中に排気ガスが車内に侵入してくることを防ぐというような『排気ガスを狙ったところへ導く』という役割があります。
エキゾーストマニホールドの働き
一見すると、エキゾーストマニホールドは排気ガスをひとまとめにする働きしかないように見えますが、実はエンジン性能向上のために大きな働きをしています。エンジンには点火の順序があり、当然、排気の流れにも順序があります。一つのシリンダーから出た排気ガスが流れ終わらないうちに、エキゾーストマニホールドの合流地点に別のシリンダーからの排気ガスが流れ込んでしまうと、圧力の高い部分がぶつかり合って、スムーズな排気の妨げになります。
排気ガスをスムーズに流すために、エキゾーストマニホールドの長さがチューニングされています。例えば、4気筒エンジンの場合、1番と2番/3番と4番シリンダー排気がぶつかりやすいため、高性能エンジンでは1番と4番/2番と3番のマニホールドをされぞれ先に合流させる『4-2-1エキゾーストマニホールド』が採用されています。
触媒(キャタライザー)とは
ガソリンエンジンの排気ガス浄化装置の主流が『三元触媒』という装置です。三元触媒はセラミックやステンレスで作った蜂の巣状の部品の表面にプラチナやロジウム等の基金属を付けできています。排気ガス中の有害成分CO・HC・NOxが通過すると、NoxからN(窒素)とO(酸素)が切り離され、切り離されたOがCO(一酸化炭素)と付きCO2(二酸化炭素)に、HCと付いてH2O(水蒸気)とCO2になって無害化されます。この「足し算・引き算」が合わないと余った有害成分がそのまま放出されてしまうので、燃料と空気の割合を正確に調整する必要があります。
「触媒を外せば排気抵抗が減ってパワーアップする」という気がしますが、これは必ずしも正しくはありません。最近のモノリスタイプやメタル触媒は意外と排気抵抗が小さいので、触媒を外してもパワーはほとんど変わらないことに併せて、有害成分の放出になり、道路運送車両法違反となりますので、触媒の取外しは絶対に止めましょう。
マフラーを長持ちさせるコツ
中に水分をためないように近場のちょい乗りは避ける。 マフラーを損傷する原因のほとんどが錆び。これは経時劣化だから避けられない……、かといえば、これがそうでもありません。 マフラーの腐食は内側から起こることが多い。排気ガス中に含まれる水蒸気が冷えたマフラーに当たって結露して内部にたまるために、錆びが内部から発生します。ある程度まとまった距離を乗ればマフラーが温まるので、たまった水分も蒸発してしまうが、マフラーが温まりきらないような短い距離ばかり乗っていると水分がたまったままになり、マフラーの腐食を早めることになります。 つまりマフラーを長持ちさせるポイントは、短い距離をちょこちょこ乗るのを避けること。これはマフラーだけでなく、エンジン本体のためにもなります。
マフラーの劣化の主な要因とは
マフラー劣化の最大の要因の主な原因は「サビ」です。排気ガス中に含まれる水蒸気がマフラーに触れることで結露して内部に溜まり、サビが内部から発生することでマフラーの腐食が起こります。ある程度の距離を走行すれば、マフラーが温まり、水分が蒸発しますが、マフラーが温まりきらない短い距離ばかりで使用し続けると蒸発しきれない水分が溜まったままとなり、マフラーの腐食を早める要因となります。
保安基準適合品・車検対応品とは
市販されているマフラーを大別した場合、公道で使用できる製品は時代の流れや規制という大きな括りの中で細分化され、いくつかの呼称が使われるようになりました。
細分化された呼称は主にJASMA認定品・保安基準適合品・車検対応品に分けられます。どの呼称も一般行動での使用を目的にしている点では同じです。一般公道で使用するにあたっては「道路運送車両法」並びに「道路運送車両の保安基準」を満足しなければなりませんので「車検対応品=保安基準適合品」として位置付けできます。それぞれの呼称は、法律に着目している製品が「保安基準適合品」、それに伴う検査に着目している製品が「車検対応品」と捉えていただくと分かりやすと思います。
JASMA認定品は「保安基準を基にした独自の自主基準を設け、それに合格した製品」として適合品との差別化図り、JASMA事業部が第三者的立場に立ち、スムーズな車検業務が行われるようサポートをしている製品であることを明確に伝えるための呼称です。
各メーカーは技術力の向上を目指し、より耐久性の高い材料・塗装・加工・内部構造を追及しています。これは純正品・アフター部品に共通して言えることですが、マフラーは金属でできており、露出面も多く、内部は過熱による緩急や水分等により腐食・劣化・消音材の消耗等の影響から永久に使用できるものではありません。消音効果の低下、金属の腐敗によるひび割れや、取付の不備(排気漏れ)等などがあれば車検を通すことはできませんし、一般公道で使用した場合は道路交通法により警察の取締対象(一般に整備不良)になります。また、マフラーは車両(エンジン特性・排気量等)によって消音器の容量や構成が異なります。多くのメーカーは余裕を持ってしていますが、車両とマフラーが適合していてもチューニング等により許容範囲を超えてしまえば、満足な消音効果を得ることはできませんし、耐久力も低下し、短期間で性能を全うしてしまうこともあり得ます。
ユーザーの皆さまは、純正部品・アフター部品を含め、安心して使用するためにも定期的に整備・点検を行うこと、製品の保証対象外となることの無いよう、メーカーの使用方法に従ったカスタマイズを行っていただきたいと思います。
JASMA認定マフラー
純正マフラー
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